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Simple four stages FET MW Radio
In these days , I made a simple four stage FET radio by the parts from a broken casette tape recorder. On this project , all stages are constructed with zero bias FET. IF coils are used with tuned side of it as a secondary side. I was afraid if it makes oscillation. But it was not happen. If your radio makes oscillation, please insert the resistor (100 ohms or 1k ohms) between the source of FET and ground. Audio power of this radio is only 1mW. I can hear the sound with a head phone. I can hear the sound also with 10 cm speaker on the quiet room. The gain and current of each stages of this radio are as follows.

Stage gain(dB) Current(mA)
Convertor 周波数変換 20 5
IF amplifier 中間周波増幅 20 5
Detector 検波 -2 10
Audio amplifier 低周波増幅 33 1.6
Power amplifier 電力増幅 -11 1.6
Total 合計 60 13.2

Audio power output is maxmum 1mW.
Normal MW ( middle wave ) radio has about 100dB of gain. The total gain of this radio is smaller than that. But this gear is useful enough. I feels that this gear is easy to make than six transistor type as a teaching materials of the junior high school. I will compare the munber of the parts of this radio with the six transistor radio as follows.

Parts name This radio 6 transistor radio
Bar-antenna 1 1
Varicon 1 1
OSC-coil 1 1
IFT 2 3
Diode 1 1
Transistor 4 6
Capacitor 3 13
Resister 1 14
Transformer 2 2
Speaker 1 1
Thermistor 0 1
Total 17 44

transformer of audio output is 1.2kohm : 8ohm
出力トランスはST32。。。1.2k:8Ω

シンプル4石FET式中波ラジオ
古いラジカセを、別のページに紹介して在る「自動CW,CQ発生器」に使用していたら、テープレコーダーのテープ駆動ゴムベルトが切れてしまいました。(なにしろ1日に100回も巻き戻しするのですから、テープレコーダーにとってはたまったものではないのでしょう。)それで、ラジカセの中波ラジオだけを取り出して再生して、作り直ししてみました。ただし、そのまま作り直しするのではつまらないので、一ひねりしてみました。ずいぶん昔に、トランジスター6石式ラジオをキットで作りましたが、当時のゲルマニウムトランジスターは発振しやすいやら、ちょっとバイアスを流しすぎると壊れてしまうやらで、使いにくかったもにでした。その後、FETが現れて、ラジオも作り易くなったのですが、その当時、同時に半導体のIC化が進んで、ラジオもICで作られる様になってしまい、FETだけでラジオを構成した回路は、商業的には使用されませんでした。いつかは、これをやってみようと前から思っていました。また、話は変わりますが、戦前のアメリカ製の電蓄やラジオの回路を見ると、3極管が、ゼロバイアスのトランス結合で使われており、低インピーダンスのトランス結合 で駆動されています。これも前からやって見たかった事です。前置きが長く成りましたが、「FETをゼロバイアスで全段使用した簡単なスーパーヘトロダイン受信機」がこのラジオのテーマです。
格段の電圧利得と消費電流(実測値)を示します。

Stage gain(dB) Current(mA)
Convertor 周波数変換 20 5
IF amplifier 中間周波増幅 20 5
Detector 検波 -2 10
Audio amplifier 低周波増幅 33 1.6
Power amplifier 電力増幅 -11 1.6
Total 合計 60 13.2

最大低周波出力====1mW(8オーム)
製作の注意を述べます。中間周波コイルは普通のトランジスターの回路とは1次2次を逆に使用しています。2次側に同調側がきます。発振コイルはラジオの基板からはずす前に、足の接続方向を確かめて置いてください。中間周波は2SK241をゼロバイアスで使用していますが、発振はしませんでした。心配していたんですが、、、もし、発振する様なら、ソースとグランドの間に100オーム〜1kオームの抵抗を入れて、利得を下げてください。ゲルマニウム検波器はここでは80%の検波効率を示しています。ハイインピーダンスで動作させている成果でしょう。小さな低周波増幅用FETのシングルA級増幅器で、しかも電源電圧3Vでは、低周波出力は1mWしか得られませんでしたが、ヘッドホンの駆動には十分でしたし、静かな部屋では、十分スピーカーでも聞こえます。有り合わせのFETで作りましたが、全て2SK241で作ってもOKだと思います。私の住んでいる土浦市で鳴らすと、NHK(JOABとJOAK)とIBS(茨城放送)は59、TBSや文化放送は55位でした。中学校の教材には、この回路の方が6石トランジスターラジオより作り易くて良いのでは無いでし ょうか。十分実用になります。

最後に、標準的な6石スーパーと部品点数を比較して見ましょう。

Parts name This radio 6 transistor radio
Bar-antenna 1 1
Varicon 1 1
OSC-coil 1 1
IFT 2 3
Diode 1 1
Transistor 4 6
Capacitor 3 13
Resister 1 14
Transformer 2 2
Speaker 1 1
Thermistor 0 1
Total 17 44

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